ネットサーフィンをしていると、Jupiter-3とInduster-61が放射能レンズだと書かれているサイトを
見つけました。この2本のレンズはランタンガラスを使っているため黄色くなっているものが多いと聞きます。 事実、新種ガラスを使っているとされる手元のJupiter-3もうっすら黄色いのです。 どうも話を追っていくと新種ガラス(ランタンガラス)には不純物としてトリウムが含まれている 可能性があるという情報を見つけました。こうなってくると気になるので 関西原子力懇談会というところでガンマくんとベータちゃんという名前のガイガーカウンタを借りてしまいました。 …とここまではよかったのですが、関西原子力懇談会から「この測定器ではランタンガラスに トリウムが含まれているか判断することは無理」との回答がありましたorz 一応は放射能レンズに当てれば反応はするようなので参考にはなるみたいです。 あくまでも個人がお遊びでやっていることなので、この件に関して関西原子力懇談会へ 問い合わせをしないようお願いいたします。レンズではなく、放射線の専門家ですから。 このセットですが、ガンマくんはよく話題に出てくる?はかるくんと同じで、ガンマ線のみを 測定できるHORIBA PA-100という機材です。ベータちゃんのほうも試したのですが 単位がcpm(壊変によって放出される放射線を放射線測定器が1分あたりどれだけ検出したか) だったため、今回は使いませんでした。 だいたい部屋で測定すると 0.020μSv/h(マイクロシーベルト/時)~0.040μSv/hぐらいでした。 で、結果のほうはといいますと シロでした。念のためベータちゃんを当ててみたのですがやはり反応はありませんでした。 データのサンプルが少ないので断言は出来ないのですが、少なくともこの61年製の個体は 放射能レンズではないようです。Induster-61に関しても、調査したいところです。 ●おまけ (単位はμSv/h(マイクロシーベルト/時)です。書き忘れていました) だいたいのものは以前持っていたロシア製のガイガーカウンタで反応があったことを確認していたため おさらい的に調べてみました。 そして今回新たにKONICA Auto S1.6のレンズからもわずかに反応があることが分かりました。 結局Jupiter-3ではないところで放射能レンズを発見してしまいました。 いずれも50cmも離せばバックグラウンドと同じレベルまで反応は下がりますし人体にべったり くっつけた状態で365日過ごせば、妊婦の腹部なら確実にNGという程度の放射線なので 気を付けつつ使う分には問題は無いと判断しました。 今回の結果はあくまでも参考ですので、斜め読みしていただければ幸いです。
by hakuto-yu
| 2010-01-13 21:36
| 写真・写真機
|
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||